吾輩はポンコツである。
気がつけば、今日は1月の最終日だ。
『一月往ぬる二月逃げる三月去る』
という
「正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうこと」
を表現した慣用句があるが、自分はあまりこれを体感したことがない気がする。
特に1月は長い。
だって、“お正月”なんてとうの昔だった気がするのに、
「あれ?お正月って今月あったイベントだったけ?!」
「1月なっが!」
と毎年ビックリするのである。
例年は“お正月”ぐらいしか1月で振り返るイベントはないのだが、今年はイベントがそこそこあった。
なかでも個人的に印象に強く残ったイベントは、「コンサートへの参加」である。
(※言うまでもないが、もちろん“客”としてだ)
自分は、夏に行われる音楽フェスには参加したことがあるが、特定のアーティストのライブやコンサートには行ったことがなかった。
コンサートと名のつくものに行ったのは、NHKのキャラクターや歌のお兄さん、子役たちが歌って踊る『ワンワンわんだーらんど』が最初で最後だったような気がする。
そのときは、ワンワンたちの登場に喜ぶ長女の隣で、子役たちの全力のダンスに鬼気迫るものを感じてしまい、「この子たちは楽しんで演じているだろうか?」「それともこの若さで“働いている”という感覚を持っているのだろうか?」と余計なことを考えてしまっていたことを記憶している。
そんなコンサート経験値の少ない自分が、成長した長女に連れられて参加したのが『女王蜂』というアーティストのコンサートだ。
今まで行ったコンサートが「ワンワン」しかなかった自分にとっては、今回の経験はとてつもない衝撃だった。
この衝撃を例えるなら、「親にも殴られたことのない子が、急にトラックにはねられた」ぐらいの感覚である。
「さぁ、ここからこのコンサートについて語ろうか!」と気合が入ってきたところで息子とのランニングの時間がきてしまった。
ということで続きはまたの機会に。
今日はここまで。