運命は意志ある者を導き、ためらう者を引きずっていく。
（ルキウス・アンナエウス・セネカ）
この言葉には深い哲学が込められているように感じる。
まず、運命とは「人生の航路」を指し、私たちが進むべき方向を示していると言えるでだろう。
しかし、重要なのはその運命にどれだけ「意志をもって立ち向かうか」なのだとこの名言は教えてくれている。
運命が「意志ある者を導く」というのは、「自分の目標や夢に向かって進む人は、運命が味方となり、良い方向へと誘導してくれる」ということであり、つまり、積極的な意志をもって自分の人生を切り拓くことで、運命が協力（味方）してくれるというポジティブなメッセージだ。
一方で、「ためらう者を引きずっていく」という部分は、決断力や行動力を欠いていると、運命が後ろ向きに働いてしまう可能性があると警告しているように受け取れる。
ためらいがちな態度や怖れからくる行動の停滞は、逆に運命に引きずられてしまう原因となることを示唆しているのだろう。
この名言から得られる教訓は、「積極的かつ自己責任のもとに行動することの重要性」だと思う。
人生には様々な試練や困難が待ち構えているが、それらを乗り越える力は自分の「意志」によって強化されるものだ。
運命を味方につけるためには、自分の目標に向かって努力し、躊躇わずに進むことが必要になってくるのだろう。
この名言が示唆しているように、「ためらわずに進む者」が、運命の導きを最大限に受けることができることを考えると、完璧主義のあまり失敗を恐れ、熟考に熟考を重ねた結果、時を逸してしまうよりも、「失敗は当たり前！だってポンコツだもの！」的な精神でとにかく行動することを心がけていこうと思う。
ポンコツメモ✍️
運命は自分たちの意志に応じて形成されていくもの。
前向きな行動と確かな意志をもって、自らの運命を切り拓いていこう！
