吾輩はポンコツである。
今回は、古代ギリシャの天才中の天才である「アリストテレス」の名言を紹介したい。
今回紹介する名言はこちら👇
批判を避けたいのであれば、何もせず、何も言わず、何者にもなるべきではない
アリストテレス(紀元前384年~紀元前322年)
くぅ〜!!!
かっこいいっす!アリストテレス先輩っ!!
実際には、世の中こんな大人で溢れている。
それを日本では「空気を読む」とか「大人になる」などと表現し、「何もしていない(何も言わない)ことを正当化しようとする文化が出来上がっている」といっても差し支えないだろう。
そして、そのような人間(上から言われたことを実行するだけの人間)や、権力者の“とりまき”の様な人間が評価され易いのも、日本社会の特徴かもしれない。
では、そんな日本において、このアリストテレスの言葉の逆の行動をした場合、何ができあがるだろうか?
そう、それが「ポンコツ社員(人間)」なのである。
試しに、本日の名言の逆を考えてみると、以下のようになる👇
批判を恐れない者は、まず行動し、自分の意思表示をすることで、ポンコツ人間になれる(なってしまう)
(※ただし、一部の天才を除く)
byポンコツ社員
さすがは“キングオブ天才”のアリストテレス先輩だ。
アリストテレス先輩は、上手く社会人生活を効率良く生き抜くための“処世術”としてこの言葉を後世の私たちに残してくれていたのだ!!
それなのに自分ときたら、ポンコツ人間への道を一直線に最短最速で進んできてしまっていたのだ・・・。
愚かなるポンコツ人間。
な〜んて卑屈になるわけがない。
アリストテレス先輩は、自分の様なポンコツ人間にも優しいのである!
アリストテレス先輩は、人間にとっての究極の目的は「幸福に生きること」としており、その目的を果たすために重要なのが「中庸の徳」だとしている。
この「中庸」というのは「どちらにも転ばない」「過不足ない状態」といった意味であり、儒教や仏教(仏教では“中道”という)にも似たような教えがある。
本日の名言にしてみても、「批判を避けたいのであれば、何もせず、何も言わず、何者にもなるべきではない」という言葉をそのままの意味で受け取るだけではあまりにも物足りない。
かといって、その逆を行って自分のようなポンコツ人間になってしまうのもよろしくない。
そう、重要なのはバランスなのである。
「さすがはアリストテレス先輩!無難なとこ突いてきますね!笑」
なんて言おうものなら
「お前は何もわかっておらん!」
なんて怒られそうな気もするが、そもそも天才の考えなんてポンコツ人間が正しく理解できるわけないのである。
要するに、
「自分の意思を持って、自己表現しながら特別な存在になろうとするならば、それ相応の“リスクを負う覚悟”を持ちんさいよ!」
ということなのだろうと思う。
自分は「中庸」なんて生き方は、今のところ全く出来そうな気がしない。
もうちょっと歳をとって気力と体力が失われてきたら自然と「中庸」な生き方ができるようになっていくのかもしれないが。
なので、しっかりとポンコツ社員としてこれからも生きていくことこそが、自分にとっての「幸福に生きる」という目的への最適解なのだと信じたい。
「せっかくワシが効率良く生きるヒントを教えてやったのに・・・。」
と、アリストテレス先輩には呆れられているだろうが、これからもその時その時の解釈で過去の偉人たちの名言を独自に解釈し、楽しみながら学んでいきたいと思う。
今日はここまで。