吾輩はポンコツである。
本日も10分で記事を書いていこうと思う。
前回、「孔子」について少し触れてみたが、そもそも自分は歴史、宗教、哲学といったものに興味がある。
また、なぜそれらに興味を持つのかというと、「人間」に興味があるからだ。
現在は「VUCA時代」と呼ばれ、変化のスピードが速く、未来の予見可能性や不確実性が増している状況に置かれており、この流れはますます加速していくことだろう。
ちなみにVUCA(ブーカ)とは、
- Volatility(変動性)
- Uncertainty(不確実性)
- Complexity(複雑性)
- Ambiguity(曖昧性)
の頭文字を取った造語である。
このように、未来に目を向けても予測が困難な状態であればこそ、自分たちは過去から同様のパターンを学んだり、そもそも人間とはどのような生き物であるかといった「人間の本質」といったようなものを見つめる作業が重要になってくる。
人間の本質というと大げさな気もするが、せっかく先人たちが文字というものを発明し、そして次世代の人間のために残してくれた記録があるのだから、それを活用しないのは大変もったいないことなのである。
「巨人の肩の上に立つ」という、先人の業績や先行研究などを土台として、学問や技術の進歩につながることのたとえを表した言葉がある。
12世紀のフランスの哲学者、シャルトルのベルナールによって最初に用いられたと言われており、この言葉を有名にしたとされるのは、万有引力を発見したアイザック・ニュートンだ。
自分のようなポンコツ凡人平凡サラリーマンでも、「過去」という巨人の肩に乗っけてもらうことができれば、少なくとも今見ている景色よりも遥か遠くを見渡すことができるようになるのではないだろうか。
おお、10分経過・・・。
というわけで今日はここまで。