吾輩はポンコツである。
今回は4月に読んだ本(2冊目)の読書記録である。
それでは早速、記録を残していこう。
今回は読んだ本はこちら👇
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まず、なぜこの本を選んだかというと、ズバリ「タイトルに惹かれたから」である!
一見、“ブラジャー”と“天下をとる”という言葉は共存し得ない組み合わせのような気もするが、今回はまさにそのギャップに惹かれたのだ。
“ブラジャー”と聞くと、どうしてもスケベな連想をしてしまうところがポンコツの悲しい性なのではあるが、この本の主人公である「塚本幸一」はそんな浮ついたところは微塵も感じさせない、まさに“男の中の男”だった。
しかも、その生き残りの兵士がポンコツの自分ですら知っている「ワコール」を創業し、世界と戦っていたというのだから、これはもう面白くないわけがない。
こちらの本も非常に面白いので、読まれたことがない方はぜひ読んでみて欲しい👇
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「社員を信じる」という姿勢こそ、今の日本企業が学ぶべきところだと強く感じた。
ただ、「社員を信じる」のではなく、「これで社員に裏切られたら、それはもう仕方がない」と思える程に、まずは会社が社員に誠意を持って対応することが肝心なのだと学んだ。
近江商人という言葉はなんとなく聞いたことがあるような気がするが、今まで全く知る機会がなかった。
こちらも、現在の私たちが学ぶ意義のある教えだと強く感じるので、近いうちに近江商人に関する本も探して読んでみようと思う。
これは本書には書かれていないことだが、現在、ワコールは24年3月期の連結最終損益で2期連続の赤字を見込み、希望退職者が想定を上回るほど殺到するなど、大変な苦境に立たされている。
ワコールが強みとする量販店や地方百貨店の閉鎖が相次ぎ、販売基盤が失われていったことや、ユニクロの「ブラトップ」などの低価格で使い勝手の良い商品に市場を奪われていることが要因のようだ。
日本を代表して世界と戦ってきたワコールが、現在の厳しい状況をどのように戦っていくのか、今後のワコールの動きにも注目していきたい。
今日はここまで。