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9月の読書記録:4冊

吾輩はポンコツである。

 

9月は資格の勉強の追い込み等あったため、4冊(そのうち漫画が1冊)しか読めなかった。

 

それでも全体的に満足度の高い読書ができたことは良かった。

 

というわけで、早速9月に読んだ本を紹介して行こうと思う。

 

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1冊目:『戦争と平和 (まんがで読破) 』

ロシアの文豪・トルストイの長編小説「戦争と平和」。

ロシアの人々とナポレオンとの戦争を描いた長編小説であり、自分探しを続ける若者たちの成長の物語でもある。

そして戦争という激動の中で、生きがいとは何か、幸せとは何かを学んでいくという内容。

興味はあるのだが、読むのは時間もかかるしサクッと内容を知ることはできないものかと考えていたら見つけた一冊。

漫画で内容を簡単に知ることができるのでありがたい。おそらく漫画がなければ老後まで触れることはなかっただろう。

ロシア・ウクライナ戦争や、中東の雲行きもかなり怪しくなってきており、近隣では台湾有事の可能性も高まってきている現在、戦争というものが人生にどのように影響してくるのかについて戦争を知らない世代が学ぶうえでも読んでおきたい一冊。

 

 

2冊目:『働きたくなる職場のつくり方』

これはとても参考になった。

これから、労働力人口が減少していく中で、働く側にとって「その職場で働くメリット」をどれだけ提供できるかが企業が人材難に陥らないための重要な考え方になってくる。

その上で企業には「働きがい」を提供することが求められているのだが、「働きがい」は「働きやすさ」✖️「やりがい」でできている。

職場環境をよくすることで従業員の生産性12%を上げる研究結果などが紹介されており、職場環境をよくする上でオープンなコミュニケーションを促進し、互いの意見を尊重しあう文化を醸成したり、快適な作業空間を整えること、また、リーダーの役割の重要性などについて書かれている。

職場環境が良いと、従業員はより満足し、長期的に会社に留まる傾向がある。

従業員の満足度は、企業のエンゲージメントを高め、離職率を低下させる要因となり、具体的には、従業員が自分の意見を尊重され、成長の機会が与えられる環境では、彼らのモチベーションが向上し、結果として企業への忠誠心が強まるという仕組みだ。

これにより、企業は優秀な人材を維持し、競争力を高めることができるとされている。

  • 従業員のモチベーションが上がらない
  • 離職者が止まらない

などの問題で悩んでいる企業にはおすすめしたい一冊。

 

 

3冊目:『世界は経営でできている』

岩尾俊兵さんの著書『世界は経営でできている』は、経営学の視点から日常生活や社会のさまざまな問題をユーモラスに解説するエッセイのように読みやすい一冊。

本書は、経営という概念を企業経営に限らず、家庭や恋愛、就職活動、健康など、人生のあらゆる側面に適用することを提案しており、「なるほど」と思わされる身近な内容も多々出てくるので実用的である。

著者は、経営とは自分と他者の幸せを達成するために、妨げとなるものを解消し、豊かな共同体を創り上げることだと述べており、全てを「経営」の視点から捉えることで今抱えている課題の解決策を新たな視点から見つけるヒントを与えてくれる

「上司はなぜ無能なのか」という興味深いテーマにも触れられているが、個人的にはこの部分の内容をもう少し濃いものにしてもらいたかったので、若干の物足りなさも感じてしまった。

 

 

4冊目:『逆ソクラテス

「哲学好き」な吾輩としては無視できないタイトルの作品だったので読んでみた一冊。

5つの短編からなる小説集で、全ての作品を通して小学生が主人公となっている。

本のタイトルとなっている「逆ソクラテス」という作品では、大人である先生の「先入観」や「偏見」などといった“決めつけ”を、ソクラテスの「無知の知」(自分は無知であることを知覚しているからこそ、「自分は何でも知っている・自分の考えは絶対だ」と思っている人間よりかはマシだろうという考え)の反対であると捉えて先生に立ち向かうストーリだ。

物語全体を通じて、社会の常識や固定観念に対する疑問、そしてそれを乗り越えるための知恵と勇気がテーマとして描かれている。

大人のアンコンシャスバイアス(無自覚な偏見)を打ち砕く子どもたちの活躍や、魅力的な大人の存在などがバランスよく配置されており、読んでいてとても気持ちの良い作品となっている。

世の中にはこの物語に出てくる先生のように、「自分の言っていることが絶対に正しい」と信じてやまない人が結構多い。

残念なことに、そのような人はだいたい自分より立場が上だったりすることが多いわけだが、そんな時に

「僕は、そうは、思わない」

この一言を言える大人でありたいものだ。

 

 

今日はここまで。