吾輩はポンコツである。
昨日は新しく家族が増えた(トカゲの「カプ太郎」)ことを報告したが、実はこれには後日談がある。
カプ太郎を捕まえた本人であり、名付け親でもある長男が、仲良しの友達に早速報告したところ
「うちのトカゲもあげるよ!」
という話になり、あっという間にトカゲが2匹になってしまった。
トカゲをくれたのはカプ太郎が“メス”であることを教えてくれたトカゲに詳しい少年だ。
この少年は
「カプ太郎はメスだから、うちのオスのトカゲをあげるよ!」
と、無理やりお見合いを勧めてくるおせっかいおばちゃんよりも強引に2匹を夫婦にしてしまった。
「オスとメスだから相性がいいと考えるなんて、所詮「恋愛」の“れ”も字も知らない子どもの考えそうなことだ」
と、なぜか優越感を感じながら見ていると、この2匹のトカゲたちは出会った瞬間から互いの身を寄せ合い、まるで長年連れ添ってきた夫婦のように仲良く過ごし始めたのだ。
自分の数少ない恋愛経験よりも、子どもの直感の方がだんぜん優れていることを感じさせられた一幕だった。
というわけで、さらに追加でポンコツ家の一員となったオスのニホントカゲの名前は、「伸び伸び育って欲しい」という願いから「伸太(しんた)」と名付けられた。
(名付け親はもちろん長男である)
このまま仲良く健やかに過ごしていただけるよう、今日もせっせと餌(ミールワーム)の補給を欠かさないポンコツなのであった。
今日はここまで。