ポンコツですけどなにか?

ポンコツのポンコツによるポンコツのためのブログ♪

考えるポンコツ: 忙しさから生まれる創造性

日本人の坊主頭のサラリーマンが仕事をサボっている様子

 

吾輩はポンコツである。

 

今回は「本田宗一郎」氏のこちらの言葉を紹介したい👇

 

人間てのは、、困難がなければ知恵が出るもんじゃないですヨ、ネ。
「オレは忙しくて発明できない」なんてヤツは、よっぽど間抜けなんです。
忙しいから、その忙しさから逃れようとして発明ができるんです。
本田宗一郎

 

この言葉は、世の中の“ポンコツ人間”がこの社会の荒波を生き抜くうえで必要な考え方を示してくれていると思う。

 

人間は大抵、「楽をしたい」と考える生き物である。

 

昔から、「水は低きに流れ、人は易きに流れる」という言葉があるように、ポンコツであろうがなかろうが、多くの場合“人間”という生き物は、楽に流される生き物と言えるだろう。

 

だから、「楽をしたい」とか「サボりたい」という考えは、いかにも人間らしく、人として真っ当な考えなのだ。

 

このような考えが浮かんでくることに対して、

「自分はなんて堕落した人間なんだ・・・」

なんて落ち込んでしまうポンコツの同志たちがいるならば、是非ともそんな自分も受容してあげてほしい。

 

ただ、ここからが真のポンコツ社員として必要な考え方なのだが、

「楽をしたいなら、サボりたいなら、徹底的に頭を使え!」

と、本田宗一郎氏は言っている。はずだ!

 

  • どうすれば今の作業を効率化できるか?
  • どうすれば嫌いな作業にとられる時間を減らすことができるか?
  • 効率よく成果をあげることができるか?

 

このように、真剣に“サボる”ことを考えると、自ずと「業務効率化」や「発明」に繋がるのである。

 

「掃除が面倒だな〜」

と考える人が多いから掃除機が生まれ、

「洗濯が面倒だな〜」

と考える人が多いから洗濯機が生まれ、

「洗い物が面倒なだ〜」

と考える人が多いから食洗機が生まれ、

「速く、快適に移動したいな〜」

と考える人が多いから車が生まれ、

「カメラ持って歩くの面倒だな〜」

と考える人が多いから携帯やスマホにカメラ機能が搭載され、

「ケツ拭くの面倒だな〜」

と考える人が多いからウォシュレットが生まれ、

「上司や取引先と話すの嫌だな〜」

と考える人が多いからメールが生まれ、(これは大嘘)

 

このように、現代に生きる自分たちが快適な生活ができているのは、人間には「サボりたい欲求」がしっかりと備わっており、その欲求を満たすために真剣に考え・実行してくれた人たちがいたからこそなのだ。

 

「忙しい」

という言葉を免罪符に、その忙しさを解消する努力をすることもなく、忙しさにかまけて他のことをおろそかにしたり、自分を成長させる時間を作らないのは、「忙しさ」に逃げている状態だ。

「忙しさ」の真っ只中に身を置くことで、「忙しさ」を盾にして、他のことを拒絶することができる。

 

その「忙しさ」が、自らの“建設的な未来”に繋がる場合は良いのだが、そうでなく、ただの「思考停止」状態に逃亡する手段になっていないか、よく考えることが必要なのだ。

そのようなメッセージが、上に記載した本田宗一郎氏の言葉から伝わってくる。

 

「忙しい」なら、それを解消するためであったり、「楽をしたい」なら快適に働ける環境を作るために、真剣に考え、実行する必要がある。

 

真のポンコツ社員であれば、“前向きにサボる”ために本気を出さなければいけないのだ。

 

「忙しくてできない」

といっている人間は、真のポンコツ社員ではない。

本田宗一郎氏いわく“間抜け”なヤツだ。

 

 

というわけで、自分は今日も真剣にサボるために、本気で考え、実行していきたい。

 

 

 

今日はここまで。